【みつおり屋さん 鹿児島のおいしいもの】
鹿児島には、美味しいものがたくさん!!
おいしいご飯・焼酎・菓子/スイーツ・農産物・魚介類・・・などなど、
よだれじゅるじゅる&お腹ぐぅ〜ぐぅ〜間違いなしです。
まずは、鹿児島の郷土料理をご紹介。
ここでは、鹿児島在住41年の私が、すくなくとも年一回は本当に食べるものを
ご紹介していきたいと思います。
意外と郷土料理って、地元の人ほど食べないこと多いですよね。
「その料理なら、うちの県にもあるんだけど(´・ω・)/」
という苦情は、泣いちゃうかもしれないのでご遠慮ください。
お食事編 トップ5
鳥刺し(地鶏の刺身) 出現回数:年間50回前後
つけあげ(さつま揚げ) 出現回数:年間27回前後
ラーメン 出現回数:年間11回前後
豚骨(骨付き豚肉の煮込み) 出現回数:年間10回前後(冬季のみ)
きびなごの刺身 出現回数:年間5回前後(旬の時期あり)
菓子/スイーツ編 トップ5
しろくま(カップアイス等含む) 出現回数:年間45回前後
蜂楽饅頭 出現回数:年間30回前後
ふくれ菓子 出現回数:年間12回前後
かからん団子 出現回数:年間11回前後
軽羹(軽羹饅頭/軽羹のあんこ入り仕様) 出現回数:年間7回前後
解説
お食事編
鳥刺し(地鶏の刺身)
栄えある第1位は、鳥刺しに決定!! やったぜ!
と言っても、私の好きなものランキングになってる感じなので、
やったぜ!もなにもないんですけどね(;^ω^)
郷土料理といっても、「いや、実際そんなに食べないよね(´・ω・)」
って前々からテレビを見てて思ってたわけで。
そんなこんなで、本当に食卓にあがる郷土料理ランキングになったという
わけでございます。
鳥刺しは、地鶏の皮面をあぶって切って、三杯酢やたれにショウガやニンニ
クを混ぜて食べます。
私は、赤身の部分よりささみ部分の白っぽいのが好きです。
やわらかくておいしい。
それから、鶏肉はちゃんと食中毒予防防止のために、まな板や包丁は専用の
ものを使い他に使い回さないこと。
また、熱湯消毒等をするように衛生基準が設けられております。
店頭の鳥刺しは、それをクリアした施設で調理されたものです。
個人で、適当に調理するのはやめましょう。
あと、子供さんには食べさせない方がいいかもしれませんね。
つけあげ
第2位には、「つけあげ」が食い込んできました。
食卓登場頻度は、二週間に一度ぐらいですね。
メインではなく、サポートメンバー位置での登場に生きがいを感じておられ
るようです。
関東では「さつま揚げ」、関西では「てんぷら」などと呼ばれるものの仲間
です。
約150年前に、薩摩藩との関係が深かった琉球から伝わった「チキアーギ」
という、魚のすり身と澱粉を原料にした揚げ物が起源といわれます。
*チキアーギ → チキアーゲ → ツケアーゲ → ツケアゲ*
鹿児島には、個人経営の蒲鉾屋さんから工場製造のメーカーさんまで、
数十社がつけあげを製造販売しております。
やはり、地元鹿児島ならではの味付けは、その<甘さ>にあるのではない
でしょうか?
基本的に、醤油など含め甘い味付けが多いですね。
鹿児島にお越しの際は、お土産用ではない地元スーパーで売られている
「つけあげ」を一度食べてみられてはいかがでしょうか?
ラーメン(鹿児島ラーメン)
あらかじめお伝えしておきますが、鹿児島ラーメンの定義として、
例えば、スープは豚骨のみとか、具材はこれ、麺はちぢれ麺などの明確な
基準はないようです。
鹿児島で創業して、鹿児島の人が美味しいと言ってるんだから、それで
いいじゃん!!ぐらいのものですので怒らないでくださいね。
私基準の鹿児島ラーメンは、
スープは、醤油だれを豚骨スープと鶏ガラスープかなんかで割った感じ。
麺は、ちょい太目のストレート麺。
具は、チャーシュー・焦がし玉ねぎ・ゆでもやし・ゆできゃべつ・ネギ。
そして、テーブルに自由にとれる漬物。
この漬物をつまみながら、ラーメンが出てくるのを待つ。
これが鹿児島ですね(^O^)/
個人的には、ざぼんラーメンの一人勝ち状態です。
白ご飯も付けてね。
チャーハンじゃなくて白ご飯で。
とんこつ(豚の骨付き肉の煮込み)
3位には、冬季のみ登場する「とんこつ」がランクイン!
冬場の寒い時期、石油ストーブの上で作られる家庭料理ですね。
「なんかお湯だけ沸かしとくのももったいない」という理由で冬季のみ
の参戦になります。
それで3位なら、立派なものです。
以前は、積極的にお肉を食べていましたが、37歳の今では肉より厚揚げぐ
らいがおいしいですね。
お肉はそんなに食べらんないです(´・ω・)
きびなごの刺身
第5位は、きびなごの刺身です。
痛みが早い魚なので、産地に近くないと生の刺身ではいただけません。
また、小さい魚なので、包丁ではなく手でさばきます。
親指と人差し指を使い、中骨とはらわたなどの内臓を取り除きます。
鹿児島では、酢味噌や醤油でいただきます。
大根のつまではなく、薄切りの胡瓜がいいですね。
酢味噌で(*´з`)
鹿児島のさしみ醤油は、他県出身の方に言わせると、びっくりレベルの
甘ったるさらしいですね。
甘くておいしいのに(;^ω^)
解説
菓子/スイーツ編
しろくま
夏場(7月〜9月)の間だけで、1位に輝きました。
二日に一回のペースで記録をつみあげました。
「しろくま」と言えば、天文館むじゃきだと思いますが、実は一度しか
お店で食べたことはありません(´・ω・)
意外と地元にいるとそんなものかもしれません。
いつでも行ける!という油断ですね。
そんな私は、スーパーでセイカ食品のカップしろくま(たぶん100円程)
を買っております。
セイカ食品は、ボンタンアメとかのお菓子も有名です。
しろくまの云われは、練乳の缶のラベルに白クマの絵が描かれていたとか、
盛り付けのサクランボが鼻、干しブドウが目と口、アンゼリカが髭に見えた
ことに由来すると諸説あります。
まあ、今のしろくまは、盛り付けが豪華になったためよくわかりません。
天文館むじゃきさんでは、時期限定で初期の本当にしろくまに見える
シンプルなしろくまも食べられるようです。
蜂楽饅頭
いわゆる「回転焼き」や「今川焼」といわれる丸いあれです。
蜂楽饅頭は、今調べたら九州各県に店舗があるようです。
鹿児島の天文館一本かと思い込んでいました(´・ω・)
ご存じないとは思いますが、私はあんこが大好き!!
特に小豆餡。さらに粒あん。
蜂楽饅頭は皮が薄くてこしがある気がします。
で、あんこがいっぱい\(^o^)/
店頭にはメニューには、「あずきあん・白あん 各100円」とあるんです
が、私は通ぶって「黒3個。白3個」という感じで注文しちゃいます。
あずきじゃなくて<黒>というところが、通ぶりポイントですね。
みなさんもどうぞ。
ふくれ菓子
第3位には、ふくれ菓子が入りました。
おめでとうございます!!
ふくれ菓子は、ソーダ菓子や蒸しぱんと同じようなものになります。
小麦粉と砂糖(黒糖)に重曹などの膨張剤で作られます。
鹿児島では、やはり黒糖を使用したものが多い気がします。
南北に長い鹿児島は、サトウキビの生産が多い喜界島などがあるのも
あるかもしれません。
たま〜に無性に食べたくなるんですよね(・´з`・)
シンプルなレシピだからこそ、店やメーカーによって、ちょっとぱさぱさ
しているものや、しっとりした感じのものなどの違いがわかるんですよね。
私は、しっとりした少しべたつくレベルのものが好きです。
「まるはち」というところのふくれ菓子は、少しお高め(私基準)なだけあ
り、しっとりしておいしいです。
一番は黒糖、二番はプレーンです。あとは、食べたことありません(;^ω^)
かからん団子
第4位は、かからん団子です。
柏餅や桜餅などと同じ系統のお菓子であります。
かからん団子の「かからん」とは、春に山で採れるサルトリイバラという
茎に棘を持つ植物の葉っぱのことです。
この葉っぱを塩漬けにしたものが用いられます。
なぜ「かからん団子」という呼び名が生まれたか?
「かからん」は鹿児島弁で、
「病気にかからん→病気にかからない」
「棘が刺さるのでかからん→棘がささるので触るな」
の意味を持つからだと言われております。
また、かからんの葉には殺菌効果もありますので、先人の知恵が生かされた
お菓子でもあります。
味は主に、さらしあんを使用した小豆の味。そして、ヨモギを練り込んだ
緑色のものがあげられます。
桜餅のように、葉っぱは食べないです。
私は、桜餅の葉っぱは食べちゃう派です。
軽羹(軽羹饅頭)
ぎりぎりランクイン! あぶなかったぜ(; ・`д・´)
意外と、お土産の定番商品って、地元の人は普段食べなかったりしません
か?
私の場合の軽羹もそんな感じで、普段着的なお菓子ではなく、箱入りのもの
を何かのお返しとしていただいた時に食べる、よそ行きお菓子ってイメージ
です。
ちなみに、軽羹 → あんこ無し
軽羹饅頭 → あんこ入り
「えっ!?あんこ入ってないんですけど\(◎o◎)/!」
みたいなことになりますので、あんこ好きは軽羹饅頭を買ってください。
私は最近、あんこ無しの軽羹の良さがわかるようになってきました。
大人(おっさん)になって、味覚が変わってきたのを実感しております。
ランキング外の郷土料理のご紹介です。
酒ずし
酒ずしは、酢ではなく鹿児島の地酒(灰持酒)を使います。
この地酒は、一般的な日本酒や料理酒とは別物で、どちらかというと味醂に
近いものになります。
正月にお屠蘇に使われ、年末にお店にいくと、瓶の肩からお屠蘇の袋が下げら
れていたりします。
酒ずしが誕生したきっかけは、江戸時代に当時の薩摩藩藩主・島津義久公が
花見の宴会を行った際、料理が余ってしまいました。
もちろんお殿様の宴会だから、超豪華だったと思われます。
「やだ、こんな豪華料理捨ててしまうのはもったいないわ(´・ω・)」
「ほんとね、後で私たちで食べましょう(*´з`)」
「じゃあとりあえず、地酒と塩まぶして保存しとこうか(´・ω・)?」
「そうね、じゃあ桶のなかにいれとくね(^O^)/」
女中さんたちは、忙しさと気遣いで疲れて、そのことを忘れていました。
翌朝・・・。 女中さん達が出勤してきました。
「うん?なんかいい香りしない(*´з`)?」
「そういえば、なんか? あっ昨日の桶からじゃない(・o・)!!」
「ほんとだっ!!なんかおいしそう(・o・)!!!」
「ちょっと食べてみようよ(^O^)/」
「やだっ!超おいしんだけど〜(*´▽`*)!!!」
という感じで誕生した料理です。たぶん。
作るのに手間も時間もかかるため、一般家庭で日常的に食されることは
少ないと思います。
おもてなし料理としての意味合いが強く、使用される器なども塗りの桶などが
用いられ、華やかな料理となっております。
<作り方>
1、具は、エビ・鯛・タコ等の海産物と、筍・椎茸・蕗等の山の幸。
彩りに錦糸卵、鹿児島ならではの、つけあげ(さつま揚げ)です。
2、合わせ調味料は、地酒と塩のみ。
3、炊いたご飯に先ほどの合わせ調味料を混ぜ、冷ましておきましょう。
あとですこし使うので、合わせ調味料は少し残しておきましょう。
4、具材は、それぞれ下ごしらえと味付けをしておきます。
5、すし桶に塩を振り、先ほどのご飯を4/1ほど入れ、具材をご飯の上に並
べます。
並べたら、残していた合わせ調味料をすこし振りかけましょう。
6、この工程を、積み重ねたいだけ繰り返してください。
一番上の段は、下より気合を入れましょう。
7、上に、葉らん(防腐効果がある植物の葉)をしいて、中蓋をします。
8、中蓋に重石を乗せて、通常4時間前後おき、味が全体に馴染むのを待ち
ます。
地酒に含まれる酵素の働きで、うま味が増した酒ずしの出来上がりです。
9、綺麗な器に盛りつけ、上に山椒の葉などをあしらうと、あら素敵。
鹿児島には、美味しいものがたくさん!!
おいしいご飯・焼酎・菓子/スイーツ・農産物・魚介類・・・などなど、
よだれじゅるじゅる&お腹ぐぅ〜ぐぅ〜間違いなしです。
まずは、鹿児島の郷土料理をご紹介。
ここでは、鹿児島在住41年の私が、すくなくとも年一回は本当に食べるものを
ご紹介していきたいと思います。
意外と郷土料理って、地元の人ほど食べないこと多いですよね。
「その料理なら、うちの県にもあるんだけど(´・ω・)/」
という苦情は、泣いちゃうかもしれないのでご遠慮ください。
お食事編 トップ5
鳥刺し(地鶏の刺身) 出現回数:年間50回前後
つけあげ(さつま揚げ) 出現回数:年間27回前後
ラーメン 出現回数:年間11回前後
豚骨(骨付き豚肉の煮込み) 出現回数:年間10回前後(冬季のみ)
きびなごの刺身 出現回数:年間5回前後(旬の時期あり)
菓子/スイーツ編 トップ5
しろくま(カップアイス等含む) 出現回数:年間45回前後
蜂楽饅頭 出現回数:年間30回前後
ふくれ菓子 出現回数:年間12回前後
かからん団子 出現回数:年間11回前後
軽羹(軽羹饅頭/軽羹のあんこ入り仕様) 出現回数:年間7回前後
解説
お食事編
鳥刺し(地鶏の刺身)
栄えある第1位は、鳥刺しに決定!! やったぜ!
と言っても、私の好きなものランキングになってる感じなので、
やったぜ!もなにもないんですけどね(;^ω^)
郷土料理といっても、「いや、実際そんなに食べないよね(´・ω・)」
って前々からテレビを見てて思ってたわけで。
そんなこんなで、本当に食卓にあがる郷土料理ランキングになったという
わけでございます。
鳥刺しは、地鶏の皮面をあぶって切って、三杯酢やたれにショウガやニンニ
クを混ぜて食べます。
私は、赤身の部分よりささみ部分の白っぽいのが好きです。
やわらかくておいしい。
それから、鶏肉はちゃんと食中毒予防防止のために、まな板や包丁は専用の
ものを使い他に使い回さないこと。
また、熱湯消毒等をするように衛生基準が設けられております。
店頭の鳥刺しは、それをクリアした施設で調理されたものです。
個人で、適当に調理するのはやめましょう。
あと、子供さんには食べさせない方がいいかもしれませんね。
つけあげ
第2位には、「つけあげ」が食い込んできました。
食卓登場頻度は、二週間に一度ぐらいですね。
メインではなく、サポートメンバー位置での登場に生きがいを感じておられ
るようです。
関東では「さつま揚げ」、関西では「てんぷら」などと呼ばれるものの仲間
です。
約150年前に、薩摩藩との関係が深かった琉球から伝わった「チキアーギ」
という、魚のすり身と澱粉を原料にした揚げ物が起源といわれます。
*チキアーギ → チキアーゲ → ツケアーゲ → ツケアゲ*
鹿児島には、個人経営の蒲鉾屋さんから工場製造のメーカーさんまで、
数十社がつけあげを製造販売しております。
やはり、地元鹿児島ならではの味付けは、その<甘さ>にあるのではない
でしょうか?
基本的に、醤油など含め甘い味付けが多いですね。
鹿児島にお越しの際は、お土産用ではない地元スーパーで売られている
「つけあげ」を一度食べてみられてはいかがでしょうか?
ラーメン(鹿児島ラーメン)
あらかじめお伝えしておきますが、鹿児島ラーメンの定義として、
例えば、スープは豚骨のみとか、具材はこれ、麺はちぢれ麺などの明確な
基準はないようです。
鹿児島で創業して、鹿児島の人が美味しいと言ってるんだから、それで
いいじゃん!!ぐらいのものですので怒らないでくださいね。
私基準の鹿児島ラーメンは、
スープは、醤油だれを豚骨スープと鶏ガラスープかなんかで割った感じ。
麺は、ちょい太目のストレート麺。
具は、チャーシュー・焦がし玉ねぎ・ゆでもやし・ゆできゃべつ・ネギ。
そして、テーブルに自由にとれる漬物。
この漬物をつまみながら、ラーメンが出てくるのを待つ。
これが鹿児島ですね(^O^)/
個人的には、ざぼんラーメンの一人勝ち状態です。
白ご飯も付けてね。
チャーハンじゃなくて白ご飯で。
とんこつ(豚の骨付き肉の煮込み)
3位には、冬季のみ登場する「とんこつ」がランクイン!
冬場の寒い時期、石油ストーブの上で作られる家庭料理ですね。
「なんかお湯だけ沸かしとくのももったいない」という理由で冬季のみ
の参戦になります。
それで3位なら、立派なものです。
以前は、積極的にお肉を食べていましたが、37歳の今では肉より厚揚げぐ
らいがおいしいですね。
お肉はそんなに食べらんないです(´・ω・)
きびなごの刺身
第5位は、きびなごの刺身です。
痛みが早い魚なので、産地に近くないと生の刺身ではいただけません。
また、小さい魚なので、包丁ではなく手でさばきます。
親指と人差し指を使い、中骨とはらわたなどの内臓を取り除きます。
鹿児島では、酢味噌や醤油でいただきます。
大根のつまではなく、薄切りの胡瓜がいいですね。
酢味噌で(*´з`)
鹿児島のさしみ醤油は、他県出身の方に言わせると、びっくりレベルの
甘ったるさらしいですね。
甘くておいしいのに(;^ω^)
解説
菓子/スイーツ編
しろくま
夏場(7月〜9月)の間だけで、1位に輝きました。
二日に一回のペースで記録をつみあげました。
「しろくま」と言えば、天文館むじゃきだと思いますが、実は一度しか
お店で食べたことはありません(´・ω・)
意外と地元にいるとそんなものかもしれません。
いつでも行ける!という油断ですね。
そんな私は、スーパーでセイカ食品のカップしろくま(たぶん100円程)
を買っております。
セイカ食品は、ボンタンアメとかのお菓子も有名です。
しろくまの云われは、練乳の缶のラベルに白クマの絵が描かれていたとか、
盛り付けのサクランボが鼻、干しブドウが目と口、アンゼリカが髭に見えた
ことに由来すると諸説あります。
まあ、今のしろくまは、盛り付けが豪華になったためよくわかりません。
天文館むじゃきさんでは、時期限定で初期の本当にしろくまに見える
シンプルなしろくまも食べられるようです。
蜂楽饅頭
いわゆる「回転焼き」や「今川焼」といわれる丸いあれです。
蜂楽饅頭は、今調べたら九州各県に店舗があるようです。
鹿児島の天文館一本かと思い込んでいました(´・ω・)
ご存じないとは思いますが、私はあんこが大好き!!
特に小豆餡。さらに粒あん。
蜂楽饅頭は皮が薄くてこしがある気がします。
で、あんこがいっぱい\(^o^)/
店頭にはメニューには、「あずきあん・白あん 各100円」とあるんです
が、私は通ぶって「黒3個。白3個」という感じで注文しちゃいます。
あずきじゃなくて<黒>というところが、通ぶりポイントですね。
みなさんもどうぞ。
ふくれ菓子
第3位には、ふくれ菓子が入りました。
おめでとうございます!!
ふくれ菓子は、ソーダ菓子や蒸しぱんと同じようなものになります。
小麦粉と砂糖(黒糖)に重曹などの膨張剤で作られます。
鹿児島では、やはり黒糖を使用したものが多い気がします。
南北に長い鹿児島は、サトウキビの生産が多い喜界島などがあるのも
あるかもしれません。
たま〜に無性に食べたくなるんですよね(・´з`・)
シンプルなレシピだからこそ、店やメーカーによって、ちょっとぱさぱさ
しているものや、しっとりした感じのものなどの違いがわかるんですよね。
私は、しっとりした少しべたつくレベルのものが好きです。
「まるはち」というところのふくれ菓子は、少しお高め(私基準)なだけあ
り、しっとりしておいしいです。
一番は黒糖、二番はプレーンです。あとは、食べたことありません(;^ω^)
かからん団子
第4位は、かからん団子です。
柏餅や桜餅などと同じ系統のお菓子であります。
かからん団子の「かからん」とは、春に山で採れるサルトリイバラという
茎に棘を持つ植物の葉っぱのことです。
この葉っぱを塩漬けにしたものが用いられます。
なぜ「かからん団子」という呼び名が生まれたか?
「かからん」は鹿児島弁で、
「病気にかからん→病気にかからない」
「棘が刺さるのでかからん→棘がささるので触るな」
の意味を持つからだと言われております。
また、かからんの葉には殺菌効果もありますので、先人の知恵が生かされた
お菓子でもあります。
味は主に、さらしあんを使用した小豆の味。そして、ヨモギを練り込んだ
緑色のものがあげられます。
桜餅のように、葉っぱは食べないです。
私は、桜餅の葉っぱは食べちゃう派です。
軽羹(軽羹饅頭)
ぎりぎりランクイン! あぶなかったぜ(; ・`д・´)
意外と、お土産の定番商品って、地元の人は普段食べなかったりしません
か?
私の場合の軽羹もそんな感じで、普段着的なお菓子ではなく、箱入りのもの
を何かのお返しとしていただいた時に食べる、よそ行きお菓子ってイメージ
です。
ちなみに、軽羹 → あんこ無し
軽羹饅頭 → あんこ入り
「えっ!?あんこ入ってないんですけど\(◎o◎)/!」
みたいなことになりますので、あんこ好きは軽羹饅頭を買ってください。
私は最近、あんこ無しの軽羹の良さがわかるようになってきました。
大人(おっさん)になって、味覚が変わってきたのを実感しております。
ランキング外の郷土料理のご紹介です。
酒ずし
酒ずしは、酢ではなく鹿児島の地酒(灰持酒)を使います。
この地酒は、一般的な日本酒や料理酒とは別物で、どちらかというと味醂に
近いものになります。
正月にお屠蘇に使われ、年末にお店にいくと、瓶の肩からお屠蘇の袋が下げら
れていたりします。
酒ずしが誕生したきっかけは、江戸時代に当時の薩摩藩藩主・島津義久公が
花見の宴会を行った際、料理が余ってしまいました。
もちろんお殿様の宴会だから、超豪華だったと思われます。
「やだ、こんな豪華料理捨ててしまうのはもったいないわ(´・ω・)」
「ほんとね、後で私たちで食べましょう(*´з`)」
「じゃあとりあえず、地酒と塩まぶして保存しとこうか(´・ω・)?」
「そうね、じゃあ桶のなかにいれとくね(^O^)/」
女中さんたちは、忙しさと気遣いで疲れて、そのことを忘れていました。
翌朝・・・。 女中さん達が出勤してきました。
「うん?なんかいい香りしない(*´з`)?」
「そういえば、なんか? あっ昨日の桶からじゃない(・o・)!!」
「ほんとだっ!!なんかおいしそう(・o・)!!!」
「ちょっと食べてみようよ(^O^)/」
「やだっ!超おいしんだけど〜(*´▽`*)!!!」
という感じで誕生した料理です。たぶん。
作るのに手間も時間もかかるため、一般家庭で日常的に食されることは
少ないと思います。
おもてなし料理としての意味合いが強く、使用される器なども塗りの桶などが
用いられ、華やかな料理となっております。
<作り方>
1、具は、エビ・鯛・タコ等の海産物と、筍・椎茸・蕗等の山の幸。
彩りに錦糸卵、鹿児島ならではの、つけあげ(さつま揚げ)です。
2、合わせ調味料は、地酒と塩のみ。
3、炊いたご飯に先ほどの合わせ調味料を混ぜ、冷ましておきましょう。
あとですこし使うので、合わせ調味料は少し残しておきましょう。
4、具材は、それぞれ下ごしらえと味付けをしておきます。
5、すし桶に塩を振り、先ほどのご飯を4/1ほど入れ、具材をご飯の上に並
べます。
並べたら、残していた合わせ調味料をすこし振りかけましょう。
6、この工程を、積み重ねたいだけ繰り返してください。
一番上の段は、下より気合を入れましょう。
7、上に、葉らん(防腐効果がある植物の葉)をしいて、中蓋をします。
8、中蓋に重石を乗せて、通常4時間前後おき、味が全体に馴染むのを待ち
ます。
地酒に含まれる酵素の働きで、うま味が増した酒ずしの出来上がりです。
9、綺麗な器に盛りつけ、上に山椒の葉などをあしらうと、あら素敵。