鹿児島にある自宅兼工房で生まれる三つ折りの革製品。
機械を使わず
手仕事にこだわり
ゆっくりと丁寧に少しだけ
そして修理しながら永くずっと愛用して欲しい
そんな「みつおり屋さん」の三つ折り財布の代表作・三つ折り財布#4と三つ折り財布#5をご紹介いたします。
三つ折り財布#4は、紙幣・カード・小銭を収納可能なモデルです。
三つ折り財布な#5は、紙幣・カードを収納可能なモデルで、三つ折り財布#4の小銭入れ部分が”ベルト留め式カード収納”に変更されております。
札入れ部分の構造も見直すことで、紙幣以外にも長めのチケット類などが収納できるように。
札入れの入れ口部分は大きく開閉します。
仕切り革を一枚挟み込んでいるので、紙幣とチケット等を分けて収納しておくことができます。
表革はピッグスエード貼り合わせ仕様となっております。
財布を開いた時に感じるその質感は上質な大人な雰囲気を醸し出しております。
また、強度面においても貼り合わせ仕様により向上しております。
三つ折り財布#4は、小銭入れ付き。
深さは6.5cm確保。
三つ折り財布#5は、#4の小銭入れを”ベルト留め式カード収納”に変更したモデル。
行きつけの喫茶店の珈琲チケットなどを入れておくのに最適です。
みつおり屋さんは、栃木レザー製のタンニン鞣し牛革を使用しております。
タンニン鞣しは昔ながらの鞣し方法で、ゆっくりと時間をかけて皮を革へと変化させていきます。
左は私の使用している三つ折り財布#4(焦茶)で、だいたい半年程前より使用しております。
右は製作したばかりの新品状態の三つ折り財布#4(焦茶)です。
左の私物財布は、まだ使い始めて半年ですが少し光沢が出てきております。
新品の方は光の具合で光っている状態で、使用に伴う経年変化ではございません。
私の撮影技術のなさが原因です。
裏側です。
こちらでは、革の経年変化が良く出ております。
左の半年使用したものは、使用の際の摩擦などで繊維が詰まり、さらに手の脂が付き自然とオイルを塗った時のような色の深みも出ております。
右の新品状態のものは、これからご使用の度に変化を重ねていくことでしょう。
永く使うことで次第に表情を変える栃木レザー製のピアノレザー。
みつおり屋さんでは、機械を使わず手仕事にこだわって革製品を製作しております。(ロゴ焼印の際は、電気ごて使います。)
「ゆっくり丁寧に少しだけ」を信念として、永くご愛用いただけるものづくりを心がけております。
もちろん新品が売れることも嬉しいです。
しかし、使い込まれた革製品が修理して使い続けたいということで再び戻ってくることが嬉しかったりします。
そんな、末永くご愛用いただける三つ折り財布#4・#5です。